Q1. ハチ駆除の費用は? 冬にはいなくなりますか?
日本のハチは約3,000種と言われ、その中で刺すハチは胴のくびれた細腰亜目に属する約20種です。ハチに刺されると激痛がおこり赤く腫れ、吐き気、胸部圧迫感などがおこることがあります。アナフィラキシーショックがおきた場合には死亡例も有り、毎年数十名が亡くなっています。
駆除対象は主にスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチで、特にオオスズメバチは体長27〜45mmで最も危険です。刺された場合は直ぐに病院に行くことをお勧めします。
ミツバチは越冬出来るグループがありますが、スズメバチ・アシナガバチは越冬できません(新女王バチを除く)。巣の再利用はありませんが、条件が良くて作った(雨風をしのぎやすい、天敵から狙われにくい等)ので、新女王バチが新たに翌年春から近くに作る可能性が有ります。
費用は約5,000円前後からで、ハチの種類、巣の大きさ・個所によって変わります(高所、天井裏、壁の隙間、床下などは数万円掛かる場合が有ります)。また協会会員各社によっても設定が異なりますので詳しい費用は会員各社に直接お問い合わせください(お近くの当会員を紹介致します)。
Q2. 「かゆい」のはダニがいるからですか?
「かゆい」のはダニ類だけが原因ではありません。他にも「かゆい」原因となる虫がいますし、内科的・精神的な原因の場合もあります。
問題を起こすダニはケナガコナダニ類(ツメダニが増える原因)、ヒョウヒダニ(チリダニ、アレルギーの原因)、吸血・皮膚炎をおこすイエダニ類(イエダニはネズミ、ワクモはニワトリ・小鳥、トリサシダニは野鳥が原因)、ツツガムシ類(野ネズミが原因)、マダニ類(散歩時などに、人や犬に付着)、コナダニ類(食べ物やワラが原因)、ツメダニ類(室内のホコリ等が原因)、ヒゼンダニ・ニキビダニ(人の皮膚へ付着)などです。
ダニ以外では、ナンキンムシ(トコジラミ)、シラミ、ノミ、アリガタバチ、チャドクガ等の毒蛾、蚊などが原因の場合もあります。内科的・精神的な原因は、代謝障害、内臓疾患、高血圧、神経症、アレルギー、内分泌障害、精神障害などと言われています。
「かゆい」対策としては以下をお勧めします。
- 原因を探り、対応する。
- 環境改善(より掃除・洗濯・整理整頓する)。
- 専門家に相談し、薬剤処理する・してもらう。
- 医師に相談する。